「つみたてNISAってそもそも何?」
「今更だけど、つみたてNISAのどこがいいの?」
「始め方やおすすめの銘柄を教えてほしい!」
このような悩みにお答えします。
結論からいうと、つみたてNISAとは国が作った「投資初心者向け」の超オトクな投資制度です。
また長期・積立・分散に適した投資信託しか買えないので、初心者でも損しづらい特徴を持っています。
これから投資を始めたい人は、つみたてNISAがおすすめです!
本記事では、つみたてNISAのどこがいいのかについて徹底解説していきます。
またつみたてNISAの始め方やおすすめ銘柄も図解で解説します。
この記事を読み進めながら、つみたてNISAを始めましょう!
そもそもつみたてNISAとは?
そもそもNISAとは、NISA口座で購入した金融商品から得られる利益が「非課税」になる制度です。
NISAは「一般NISA・つみたてNISA・ジュニアNISA」の3つに分かれているよ!
その中でつみたてNISAとは、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。
つみたてNISAの特徴として、以下の5つがあります。
つみたてNISAは日本に住んでいる18歳以上なら誰でも利用可能で、毎年40万円の非課税投資枠がもらえます。
2024年に新NISAが始めるため投資ができる期間は6年間と短いですが、非課税期間は最長20年間です。
2023年に投資した分は、2043年まで運用を続けられるよ!
さらに選べる商品は金融庁が厳選した投資信託のみとなっているので、ぼったくり商品がないのが特徴です。
投資信託とは、投資のプロが投資家から集めたお金をひとまとめにして、株式や債券などの投資・運用する商品のこと
カンタンにいうと、お金を投資のプロに預けて投資してもらう商品という意味です。
このような特徴を持つため、つみたてNISAはこれから投資を始める投資初心者にぴったりな制度となっています。
つみたてNISAはどこがいい?
つみたてNISAが良い理由には、以下の3つあります。
それぞれわかりやすく説明していきます。
投資の利益が非課税になる
つみたてNISAでは投資で得た利益(運用益や分配金)に対して、税金がかかりません。
そもそも投資の利益に税金がかかるの?
通常、NISA以外の投資では投資で得た利益に対して、およそ20%の税金がかかります。
このようにつみたてNISAを使うことで利益に対する税金がかからなくなり、投資で得た利益はすべてもらえます。
お金を効率よく増やせるね!
100円という超少額から投資できる
つみたてNISAの最低積立金額は、100円からとなっています。
そのため、「投資にまとまったお金を使えない…。いきなり大金を投資に入れるのは怖い…。」という人でも気軽に始められます。
毎月いくらまで積立投資できるの?
つみたてNISAでは、毎月の積立金額を最大33,333円まで設定可能です。
まずは少額から投資を始めていき、投資に慣れてきたら徐々に投資金額を増やしていきましょう。
購入タイミングに困らない
つみたてNISAは毎月一定の金額を決まったタイミングで購入する「積立投資」で商品を購入していきます。
つまり指定した日にちが来ると、自動的に商品が買われます。
タイミングを見て買った方が良さそうじゃない?
ベストタイミングで購入するのは、投資のプロでも難しいと言われています。
特に投資初心者は焦って買ったり売ったりする傾向があるので、自動で積立投資をしてくれるシステムの方が良いです。
またこのような投資方法を「ドル・コスト平均法」と呼びます。
ドル・コスト平均法とは一定の金額を毎月同じタイミングで購入するので、価格が高いときは少しだけ買って安いときにたくさん買う投資手法です。
ドル・コスト平均法を図解すると、こんな感じです!
この方法を用いることで商品の平均購入価格を抑えられ、結果的に初心者でも利益が出しやすくなります。
投資は安く買って高く売るのが大事だよ!
つみたてNISAの始め方やおすすめ銘柄を図解で解説!
つみたてNISAの良いところがわかったところで、つみたてNISAの始め方を解説していきます。
つみたてNISAは、以下の4ステップで始められます。
それぞれわかりやすく説明していきます。
ステップ①:証券会社を選ぶ
つみたてNISAを始めるには、証券会社でNISA口座を作る必要があります。
そのため、まずは証券会社を選びましょう。
投資初心者の方は、以下のどちらかのネット証券会社を選ぶのがおすすめです。
どこにするか迷ったら、この2つにしよう!
各証券会社の口座開設方法は、以下のリンクからどうぞ!
▶NISA口座開設数No.1!楽天証券の口座開設方法を徹底解説
▶証券口座開設数No.1!SBI証券の口座開設方法を徹底解説
- 購入できる商品数が多い
- 手数料が安い
- クレカ積立でポイントが貯まる
銀行は商品も少ないし、手数料も高いからダメだよ…。
ステップ②:つみたてNISAの口座開設をする
つみたてNISAを始める証券会社が決まったら、口座開設をしていきましょう。
基本的にどの証券会社でも口座開設の流れは同じです。
口座開設する際には、マイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類が必要になるので、あらかじめ用意しておきましょう。
マイナンバーカードがあると、手続きがスムーズ!
口座開設の申し込み自体は10分ほどで終わりますが、NISA口座を作成する際に税務署での審査があります。
そのため、つみたてNISAの口座開設までに長いと1ヵ月ほどかかります。
つみたてNISAを始めたいなら、今すぐ口座開設しよう!
ステップ③:投資する商品を選ぶ
無事つみたてNISAの口座が開設されたら、投資する商品を選びましょう。
どの商品がおすすめ?
投資初心者には、以下の2つのシリーズの銘柄がおすすめです。
全世界か全米かで迷うけど好みの問題!どちらも良い商品だよ!
もしこれ以外の商品を買いたい場合は、以下の3つの基準を抑えて商品を選んでください。
- インデックスファンドの商品
- コスト(販売手数料と信託報酬)が安い
- 長期的に成長が見込める国を含んでいる
絶対にインデックスファンドを選ぶようにしよう!
インデックスファンドとは、市場全体の動きを表す代表的な指数に連動した成果を目指す投資信託のこと
この指数には、日本の日経平均や米国のNYダウなどがあります。
インデックスファンドは指数に連動することを目的にしているため、低コストなのが特徴でつみたてNISAのような長期投資に向いている商品です。
ステップ④:積立金額を決める
最後に積立金額を決めましょう。
つみたてNISAは年間で40万円まで投資できますが、100円という超少額からも投資可能です。
そのため、満額40万円投資する必要はなく、無理のない範囲で積立金額を決めましょう。
積立金額は途中で変更できるよ!
つみたてNISAで大切なことは積立金額ではなく、とにかく早く始めることです。
早く始めるほど、複利の効果でお金がどんどん増えるよ!
まとめ
本記事では、つみたてNISAのどこがいいのかについて徹底解説しました。
またつみたてNISAの始め方やおすすめ銘柄も図解で解説しました。
つみたてNISAは、国が作った初心者向けの超オトクな投資制度です。
最後にもう一度、つみたてNISAの始め方をおさらいしましょう。
2024年からは新NISAが始まるので、つみたてNISAでの投資がを始めるのは2023年がラストチャンスです。
口座開設には時間がかかるので、今すぐつみたてNISAの口座開設を行いましょう。
新NISAについて詳しく知りたい方は、以下のリンクからどうぞ!